

症状とお悩み


嗅覚障害
このようなお悩みはありませんか?
・風邪や鼻炎やウィルス感染症
・副鼻腔炎や蓄膿症などの慢性鼻炎
・原因不明の嗅覚障害
嗅覚障害とは?
嗅覚障害の原因は3つに分類されます。
①慢性鼻炎(副鼻腔炎や蓄膿症など)
②ウィルス感染症
③中枢神経の障害
コロナ後遺症や西洋医学的な所見で分類できない原因不明の嗅覚障害も存在します。

東洋医学で嗅覚障害を考察
東洋医学の視点から嗅覚障害が発生する方を診ると、多くの方が体質的に肺や呼吸器系が弱いです。
また皮膚症状があったり、便秘や下痢などをおこしやすい方も多いです。
肺や呼吸器系が弱いと慢性鼻炎やウィルス感染などをおこしやすく、
身体が嗅覚障害を起こしやすい体質ということです。
東洋医学では肺に症状があるから、鼻のみを診察するわけではありません。
それゆえ皮膚症状を診察したり、その他の身体の状態を確認して治療をおこないます。
東洋医学で嗅覚障害の治療とは?
五臓六腑
東洋医学では五臓六腑と言われる東洋医学の臓器を調整することで病が改善します。


東洋医学の「肺」を強めて嗅覚障害を改善
嗅覚障害の治療は東洋医学の臓器の「肺」を調整します。
肺は呼吸や体温調節または体液の代謝などに関わる臓器で鼻は肺の外界の出入り口です。
肺の気が弱くなると、鼻づまりや鼻水、匂いがわかりにくいといった症状が現れます。
気の巡りが正常であれば、鼻は濡養、護衛、通利され、正常に働きます。
東洋医学の肺は「宣発」「粛降」という作用があります。
この肺の「宣発作用」により呼吸と一緒に血液を運びます。

呼吸をすることで酸素(気)と血液(血)は身体を巡り、
気・血の巡りは体表にある毛・皮を強くして、外邪というウィルスや菌などから身を守ります。
「肺」は外側(皮膚)・内側(内臓)に身体を守ってくれる盾を作りだす作用があります。
また肺が作り出した、その盾はウィルスや菌から身体を守り、
免疫力を高め外からの刺激に対しても強くなります。
仮に外邪であるウィルスや菌が身体の中に入ったとしても、
肺の機能が高まっていると内臓器に盾ができているので症状が発生しても軽度の症状で済むことがほとんどです。
肺の経絡とツボを刺激して嗅覚障害を治す

このイラストは1500年ほど前に描かれた「肺」の臓器の経絡図です。
肺の経絡は胸や喉に繋がっており、東洋医学では腕に肺に関わる重要なツボが存在しています。
したがって、肺の臓器の調整をするには腕のツボを使うことが多いです。
そうすることによって、嗅覚障害が改善することが多いです。
ツボと経絡

東洋医学では身体全身にあるツボの中から症状に効果のあるツボを刺激して五臓六腑の機能を調整して経絡という道にエネルギーを流します。
またエネルギーは「気」「血」「水」と呼び、東洋医学の生命活動に必要な物質です。


ツボを刺激して経絡に「気」「血」「水」を巡らせることで、お悩みの症状を改善します。
当院の治療
当院では伝統的な鍼灸治療である「経絡治療」で五臓六腑を調整し自然治癒力を高めことで、
病(やまい)を治療します。

東洋医学は身体の機能を引き上げる最高の医学です。
足立区北千住にて皆様の健康の架け橋になれるよう全力で治療をさせていただきます。
嗅覚障害にお悩みの方はお気軽に千住鍼灸院にお越しくださいませ。