

症状とお悩み


妊活鍼灸

このようなお悩みはありませんか?
・何度も不妊治療に通っているがなかなか授からない
・人工受精や体外受精をしても着床しない
・自分に合った治療法が分からない
・将来のために今から体質を整えたい
・生理の不順や不正出血を治したい
妊活・不妊治療とは?
西洋医学では2つの方法で治療をおこないます。
①自然妊娠のため投薬や注射の治療
②体外受精での妊娠
基本的に上記の治療をおこないます。
西洋医学の治療方法
①で多いケース
・ピルで生理周期の調整
・毎日の体温測定
・子宮内膜を厚くする薬の使用
・ビタミン剤などの処方
・卵管通水検査
・子宮の検査
その他の検査・薬の使用など目が回りそうな工程を踏みます。

②で多いケース
・ピルで生理周期の調整
・毎日の体温測定
・子宮内膜を厚くする薬の使用
・ビタミン剤などの処方
・子宮の検査
・卵子と精子ふりかけや
顕微注射での受精

妊活・不妊治療は女性に負担が大きくかかります。
結果が出るまで長い年月がかかるケースもあります。
※東洋医学で妊娠しやすい身体作りをするお話は下記で解説しています※
AMHの数値、その他検査の数値、毎日の体温測定の負担、生理の調整がうまくいかない、薬の副作用に苦しむなど・・結果、妊娠されて無事に赤ちゃんと会える方、なかなか赤ちゃんと巡り会えず苦しんでしまう方も多いと思います。
また妊活・不妊治療には費用がかかります。
働きながら妊活をして将来の生活の計算もしなくてはなりません。
現在は体外受精などの保険利用が可能になりましたが、利用できる回数や条件などが細かく定められています。

上記のような問題から、赤ちゃんを授かることが夫婦のストレスとなってしまうこともあります。
東洋医学で妊活・不妊治療が改善できる理由
2500年も前から読み継がれてきた東洋の医学書『黄帝内経』には、【不孕】(ふよう)について書かれています。

孕(ふよう)とは【不妊】のことです。
2500年前から不妊は存在し、漢方や鍼灸で不妊治療がおこなわれておりました。
上記には「月経が整えば子宝に恵まれる」とあり『月事以時下、故有子』という一節が記されています。
不妊体質を改善するには月経の状態を整えることが重要と記載されています。
月経の状態とは
・量
・質
・周期
・色
上記のことなどになります。

子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣脳腫などの診断がされていない場合でも、月経の状態によって誰でも不妊体質になりやすいという訳です。
生理痛がある方は子宮内膜や血液の状態が悪いことが多く不妊症になりやすいです。
そのような場合は東洋医学専門の鍼灸治療や漢方などで生理痛がない体質にすることが好ましいです。
生理痛が無い体質にする為には身体の諸症状を改善することが先決です。
身体の不調を一つ一つ改善することで不妊体質の改善に繋がります。
身体の不調がなくなることで、元気な身体のお母さんのお腹に赤ちゃんが舞い降ります。
1日でも早く赤ちゃんができるよう身体の状態を改善することが重要です。
婦人科症状改善や妊娠・出産された患者さんのコメント




逆子が治ったお母さんが赤ちゃん連れてきてくれました。
第二子を希望されていて鍼灸治療中です。

薬剤についての注意
西洋医学の治療では「ピル」の服用をすすめられることが多いです。

生理をコントロールするピルは女性ホルモンが配合された薬剤になります。
女性の月経は子宮内膜が肥厚し剥がれることでおこります。
ピルは子宮内膜が剥がれるタイミングを遅らせたり、早めたりする薬です。
強制的に月経量・月経の時期をコントロールするというものです。

ホルモンは人間の身体に関わるあらゆる機能を支配している中枢のような機関です。
先天的な病気で無い限り誰しもがホルモンは備わっているので薬や注射で体内に補おうとすると何かしらの反応や副作用がおこる可能性があります。
ピルの調査解析による論文では「乳癌や子宮頸癌のリスクがある」として警鐘が出している国も存在します。
日本では血栓症の症例なども確認されております。
使用するにあたって、それらの事実を承知して服用する必要があります。
西洋医学と東洋医学の違い

西洋医学では身体全体を考えず局所に原因があるとして治療をおこないます。
したがって、外科や救命救急など局所に絞って治療をするのが得意な医学が西洋医学です。
不妊治療では生殖器の状態を検査して薬物・ホルモン療法などを用います。
筋腫や腫瘍などがある場合は西洋医学の検査や手術が必要になるケースもあります。
また卵管が通じていない場合などは体外受精での妊娠が必要になります。
その場合も西洋医学が優位になります。
東洋医学では局所に絞って治療をおこなうことはありません。
身体全体が繋がりを持っていると考えます。
身体全体を診察して今ある症状の根本原因を突き止めます。
見つけた症状に対して自然治癒力を高める治療により、症状の出ない身体へと導きます。
慢性的な症状に対しては東洋医学が優位になります。
それは体質的な問題からおこる不妊についても同じです。
妊活・不妊治療の東洋医学の治療

東洋医学では不妊の原因となるのは五臓六腑の「肝」「腎」が関係していると考えます。

肝について解説します。
東洋医学の肝には「疏泄作用」「造血作用」という働きがあります。
西洋医学では肝臓は血液の貯蔵庫になります。
東洋医学でも血という物質があり「蔵血作用」とは蓄えている血を「疏泄作用」で全身へ巡らせます。
肝は車でいうとモーターのように常に稼働し、全身に血を送る重要な作用をしています。
肝の疏泄作用を高めることで滞っていた血の巡りを促します。
血の巡りが良くなることで、派生して現れていた症状も改善されていきます。
妊活・不妊治療には肝の臓器の調整が重要になります。
あなたは肝実タイプ?肝虚タイプ?
「肝」の体質の特徴
・レバーのような血塊がでる
・血液の色が黒色に近い
・血液がネバネバ・ドロドロしている
・ナプキンを変える頻度が多い
・月経前にイライラ、感情的、憂鬱になる
・月経中~月経終期にかけて気分や体調が良くなる
上記がひとつでも当てはまる方は肝の機能亢進による【肝実】体質の状態です。
漢字の通り肝の機能が「亢進」している状態なので、不必要な亢進を抑え、平衡に保つ治療が適切です。
対して下記が当てはまる方は【肝虚】体質の状態です。
月経後に下記のような状態になります。
・体調がすぐれない
・元気がない
・貧血症状がある
漢字の通り肝の機能が低下している状態なので、補う治療で平衡を保ちます。
「腎」の体質の特徴
東洋医学では「生命の源」である重要な臓器だとされているのが「腎」です。
腎は「腎精を主る」といわれ腎精が不足すると下記の画像のような状態になります。

腎精が不足すると骨粗しょう症・難聴・認知症・下半身の冷えが起きやすいです。
不妊体質の方はこの腎精を補い、腎を高める治療をすることで妊娠しやすいお身体へと変化させます。
流産・堕胎について

卵胞が着床し妊娠が判明しても流産してしまう可能性があります。
流産の8割以上が妊娠初期の11週目までに発生する早期流産です。
受精卵が卵胞・胚子と言われる段階においての流産です。
この卵胞・胚子は子宮内膜で成熟します。
早期流産を防ぐには直径2cmとなる卵胞を子宮内膜へ維持し続けることです。
それゆえ内膜が厚くなってフカフカなベットのようになると赤ちゃんが快適に過ごせるようになり、流産を防ぎやすくなります。
東洋医学で考える流産を防ぐには
流産が起こらないようにするには東洋医学では「固摂作用」を高めることが重要だと考えます。
固摂作用とは漢字の通り「体外に漏れ出ないよう維持する作用」のことです。
私たちの内臓はあらゆる組織によって繋ぎ止められ正常な位置で維持しています。
「脱肛や子宮脱」という病気は固摂作用が低下することで内臓が外にでてしまう状態です。
尿漏れなども同じ考えになります。
【固摂=固める作用】があって尿を溜めて自分の意志で排尿することが出来ます。
固摂作用が低下すると頻尿・尿漏れが起こります。
東洋医学の鍼灸治療ではあらゆる環境や状況において変化し傾いていく身体の状態を平衡に保てるように、整えることで妊娠から出産まで安定しておこなう身体作りができます。
体温と流産について

お腹の中で赤ちゃんは胎盤から羊膜がありその中には羊水が含まれております。
赤ちゃんは羊水の中で過ごします。
羊水が冷えたり熱で熱くなると赤ちゃんにとって居心地の悪い状態になります。
妊娠・出産に「冷え」は大敵とされていますが「熱」も大敵です。
「冷え」「熱」がない身体になることで赤ちゃんが過ごしやすい環境を作ることが大切です。
・冷えやすい人
・暑がりな人
・のぼせやすい人
・寒がりの人は陰陽(寒熱)を整える治療で母子ともに健康な状態に保ちます。
妊娠中は鍼灸治療について
東洋医学鍼灸治療は妊娠中も治療することは差し支えはないとされています。
何故なら治癒力を高める治療だからです。
妊娠中は
「つわり・逆子・高血圧・高血糖・頭痛・腰痛・便秘」など
身体に様々な症状がが起こりやすくなります。
これらの症状が出ても妊娠中は薬を飲めません。
ただし安定期までは経絡に沿って摩ったりお灸で体質の改善をすることが良いとされている場合もあります。
「身体を整える=養生」
養生とは病の出ないお身体を作ることです。

妊娠中に「病」が現れたら不安になると思います。
妊娠前から鍼灸治療で五臓六腑の機能を調節して妊娠から出産まで無事に過ごしていただけたら幸いです。
妊活・不妊治療におすすめのツボ
三陰交

内くるぶしから指4本上の骨(脛骨)の際にあるツボ
(押すと圧痛がある人が多い)
婦人科疾患と聞かれたら鍼灸師は「三陰交」と答えてしまうほど婦人科疾患に効果が高いツボです。
効果が強いので妊娠後は使用をしないでください。
近年では鍼灸治療をするとサーモグラフィーで調べるとツボの周囲から体幹へと体温が上がるなど、科学的な根拠が証明されています。
当院の治療について

当院は全国でも数少ない「経絡治療」をおこなう鍼灸院です。
経絡治療は病(やまい)の根本を治す事が可能です。
北千住にて皆様の健康の架け橋になれるよう全力で治療させていただきます。
妊活・不妊治療にお悩みの方は足立区北千住にある千住鍼灸院にご来院くださいませ。
最後に
当院にご来院いただく患者さんの頑張りにいつも驚かされます。
妊娠を望まれる患者さんの期待に沿えるよう治療を頑張らせていただきます。
月経は女性に自然に備わった機能です。
その自然摂理の機能に何かしらの異常(PMS・月経困難など)があった場合、鍼灸治療や漢方などで症状が出ないお身体に導くことが重要です。
そうすることによって妊娠しやすいお身体へと導きます。
男性の方は精子があれば良いのでタンパク質とアルギニン酸(リポビタンD)などを接種すると精子の運動率が上がりますので試してみてください。