

症状とお悩み


頭痛

このようなお悩みはありませんか?
・薬を飲んでも治らない
・検査しても異常がない
・慢性的に起こる頭痛
・頭がぼーっとする
・痛みが強く何もできない
・季節や気候の変化で発症する
頭痛の種類
西洋医学では大きく分けると下記の3つに分類されます。
・片頭痛
・筋緊張性頭痛
・群発生頭痛
特徴はそれぞれ異なります。
下記をご覧ください。
偏頭痛
・片側に起こる
・血管炎症?
・閃輝暗点(せんきあんてん)
・休日に起きる
・お風呂に浸かるのはおすすめしない
改善方法
・安静にして治るまで休む

緊張性頭痛

・筋緊張やストレスにより発症
・パソコンなどの長時間作業などで発生
・側頭部に起こる多い
・お風呂に浸るのがおすすめ
改善方法
・お風呂などに浸かり血行促進させる
群発生頭痛
・片側目の下に突然キリで突かれたような痛みが発症する
・年に1回〜2回ほど周期的に起こる
・発生原因は不明
改善方法
・症状が治るまで待つしかない

その他の要因で頭の中でずっと響く様な感じがする頭鳴りなどもあり、頭痛とは少し異なる症状です。
頭鳴りの原因も不明で耳鳴りに近い症状で頭の中で音がなり続ける症状です。
この頭鳴りについてはこちらで改善方法を紹介しております。
脳神経外科やその他の診療科で診察をおこなっても西洋医学的に問題がなければ原因不明と言われてしまうことが多いです。
頭痛の中には脳の血管や神経に問題が発生していたり、
もしかすると、何かしらの病気が隠れている可能性もある為、MRIなどの検査を受けることをおすすめします。
検査で脳のトラブルが発見された場合は西洋医学の外科的な治療で頭痛が改善される場合もあります。
しかし・・検査をしても原因がわからない頭痛の場合は心療内科で薬の処方になるケースが多くみられます。
当院にご来院いただく多くの方は西洋医学で診察後に症状を改善して欲しいと、
ご来院いただくことがほとんどです。
※西洋医学では検査で局所的に問題がないと判断すると対処療法の薬の処方しかできません。※
東洋医学が頭痛に有効な理由
東洋医学では「火のないところに煙は立たぬ」という言葉が存在します。

頭痛の種類や局所的に診察することは東洋医学ではおこないません。
身体全体を診察して火の元=頭痛が起きている原因を見つけ症状に対して治療をおこなうことで頭痛の原因の根本治療をすることが可能です。
東洋医学は2500年前もの歴史がある伝統医学です。
伝統医学である東洋医学は現代のように医療機器が発展していなかった時代は医師は下記の方法で患者さんの診察をしていました。
東洋医学の診断方法
・脈拍
・お腹の状態
・体の冷えや熱
・舌の状態
・季節の変化
・気候の変動
五感を使い季節の変化をみて患者さんの状態を把握していました。

「四診」という診察方法を用いて東洋医学では患者さんを診察します。
東洋医学では現代医学のような数値などは用いないので表面上で把握出来ない部分を診察することができるため一人一人に適した治療が可能になるため根本的な病の原因を治すことができます。

東洋医学では頭痛があるから頭部のみの診察ではなく身体全体の状態を診察し頭部以外の不調が起こっていれば不調部位を治していきます。

西洋医学では局所的に診察診断をするため頭痛が起こっていれば頭部のみを診察して、頭部に異常がなければ、その他の原因を判断することができないので、原因不明と診断されます。
西洋医学では外科・救命救急・ウィルス感染症など命に関わる状態で力を発揮します。
外科や救急の状態などは東洋医学は到底太刀打ちできません。
東洋医学の頭痛の治療
東洋医学では五臓六腑という東洋医学の臓器が存在します。
五臓六腑の機能が失調すると頭痛の原因となります。
五臓六腑とは何かは下記の画像をご覧ください。

頭痛でお悩みの方は「肝」の機能失調をおこしている方が多いです。

頭痛のある方は
・のぼせ
・肩こり
・目の症状
・アレルギー
・生理痛
などの症状が発症していることが多いです。
肝には疏泄(そせつ)作用と呼ばれる東洋医学のエネルギーの「血」を巡らせる作用と「条達作用」「昇発作用」と呼ばれる上へ上へと「血」引き上げる作用があります。
肝の機能が失調すると頭部に「血」が巡らず頭部の症状=頭痛に繋がります。
もう少し詳しく説明します
肝のバランスの乱れには二つのタイプがあります。
肝機能亢進タイプ
・情緒不安定
・イライラしたり怒りやすい
・顔の火照りやのぼせ
・ニキビや吹き出物ができやすい
・筋肉や腱を痛めやすく肩や腰の膝痛が出やすい
・酸味を好む(お酢など)
肝の働きを正常に戻そうと酸っぱいのを好むようになったりします。
上記のような症状がある方は、肝の熱を降ろす治療をすることが重要です。
肝臓機能低下タイプ
・めまい
・耳鳴り
・立ちくらみ
・爪が割れやすい
・筋や腱に痺れや痙攣が起きやすい
・便がゆるい
・鬱っぽい
このような症状がある場合は肝の機能を促進する治療をおこないます。
五臓六腑の弱りは日常生活やストレスや外気温などさまざまな「邪」という物によりおこります。
鍼灸治療をおこなうことで「邪」に負けない身体になれば頭痛が発症しないようになります。
もう一つの臓器が弱っても頭痛の原因になります。
それが「肺」です。

肺の機能が失調すると「皮膚症状」「喘息」「鼻炎」などがおこります。
また「気」という物質の巡りを悪くします。
肺には宣発(せんぱつ)粛降(しゅくこう)作用と呼ばれる末端まで気を巡らせる作用がありますが、肺の機能が低下すると気の巡りが悪くなり頭痛の原因になります。
鍼灸治療でどうして頭痛が治るのか?
人体には全身に361穴のツボがあります。
手足の末端から頭頂部までツボとツボを繋いだ線(経絡)と呼ばれる道で繋がっています。
したがって、ツボを刺激し五臓六腑のバランスを整えることで経絡へエネルギーが巡ることで症状が改善します。

ツボと経絡の道

経絡には「肝の臓器の道」「肺の臓器の道」が存在しています。
この経絡の道の巡りをよくすることで、さまざまな症状が治ります。

「不通則痛」という言葉があります。
不通則痛とは通っていないと症状が起こり、通っていないと痛むという意味です。
それゆえ、不通則痛が解消されて経絡の巡りが良くなるとお悩みの症状がなくなります。
頭痛の症状は不通則痛で起きている場合がほとんどなので、
西洋医学では原因不明でも東洋医学では治せる理論があります。
症状にお悩みの方は東洋医学専門の経絡治療をおこなう我々を頼っていただけたら幸いです。
頭痛が改善した患者さんのコメント

頭痛に効くおすすめのツボ

太衝は足の甲面「第一中足骨」と「第二中骨」の間にあります。足の親指と足の人差し指の間の骨と骨が交わるところが「太衝」です。動脈拍動部なので、「ドクン・ドクン」と拍動を感じます。指圧して少し痛みがあるとが、そこが太衝です。
ご自身でお灸や指圧やマッサージをすることで肝の調整が可能です。
ツボにお灸をする事で肝の疏泄作用を高めてみてください。

当院の治療
当院では鍼灸治療の中でも日本の伝統医療の経絡治療をおこなっています。
頭痛で当院に来院される方の改善率はとても高いです。
頭痛は西洋医学では基本的に臭いものに蓋をする=投薬(対処療法)です。
外科や命に関わる救急の状態でない慢性症状などは東洋医学の鍼灸治療が根治できる治療といって過言ではありません。
頭痛にお悩みの方は鍼灸治療で改善させましょう。
北千住にて皆様の健康の架け橋になれるよう全力で治療させていただきます。
頭痛にお悩みの方は足立区北千住にある千住鍼灸院にご来院くださいませ。