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症状とお悩み

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自律神経失調症

このようなお悩みはありませんか?

・自律神経失調症と診断された
・突如不安感に襲われる
・何もやる気がでない
・疲労感が抜けず毎日がつらい
・公共の交通機関で息切れや動悸を感じる
・頭痛、めまい、耳鳴りに苦しんでいる

自律神経とは?

交感神経・副交感神経

意識外で内臓を動かしてくれる神経のことでよく天秤で例えられます。

交感神経の方に傾くと興奮して血管が収縮、心拍数の増加、血圧が上昇します

副交感神経の方に傾くと心拍数が減少、血圧が下降、リラックスモードになります。

交感神経と副交感神経はお互いのバランスをとりながら身体の調整をしてくれています。

どちらか一つ欠けても自律神経は機能しなくなります。

自律神経失調症とは?

交感神経と「副交感神経」のバランスが乱れることで、
動悸・息切れ・めまい・耳鳴り・不眠・無気力」などの症状がでてくる状態を言います。

このような症状で病院を受診し検査をしても数値で異常がないと自律神経失調症と診断されることが多いです。
その理由は西洋医学では数値やデータで異常がない場合は、原因不明と診断されます。
そうなると治療方法は薬物療法(対処療法)になります。

自律神経失調症が治った患者さんのコメント

東洋医学で自律神経失調症が治る理由

東洋医学には五臓六腑という臓器が存在します。

五臓六腑の臓器のバランスが乱れると身体に不調が起こります。
自律神経失調症の症状は東洋医学ではこのように症状を捉えて治療をおこなっていきます。
例えば、肝であれば「頭痛・耳鳴り・難聴」肺であれば「喘息・鼻炎・皮膚病」などとバランスが乱れた臓器によって現れる症状が異なります。

そして、五臓六腑のバランスの乱れにより現れる症状を「不定愁訴」と呼びます。
先に結論をお話しすると五臓六腑のバランスを整えてあげて不定愁訴を治してしまえば自律神経失調症は改善します。

なぜ東洋医学では自律神経失調症を治るのかというと、
その理由は西洋医学の診断では原因不明でも東洋医学では五臓六腑を調整することで自律神経失調症を改善することが可能だからです。

しかし、五臓六腑という東洋医学上の臓器の存在を知らない方も多いのが現実です。
これから東洋医学ではなぜ五臓六腑を調整して自律神経失調症を治すかの話をもう少し詳しくさせていただきたいと思います。

五臓六腑のタイプ別に症状を当てはめて解説します。

①肝タイプ

肝タイプの特徴

・首肩こり腰痛が起こりやすい
・爪が脆く割れやすい
・よく足がつってしまう 
・眼精疲労がある
・噛み締めが強い
・頭痛が起こりやすい
・足に細かい紫色の血管がたくさんある(膝裏など)

肝タイプの方は血の問題が起こりやすく女性の方だと生理痛や子宮筋腫のトラブルがあったりします。
情緒が安定せずイライラしてしまう方も多いです。


②心タイプ

心のタイプの特徴

・顔面紅潮や顔が熱い
・頭皮から汗がでる
・頭に熱がこもった感じがあり頭痛になる
・動悸や息切れ
・寝つきが悪い
・よく夢をみる
・吹き出物やニキビが出きやすい
・舌の痛みやピリピリ感が起こる

心のタイプの方はストレスを感じると身体に不調が起こりやすく、対人関係が苦手だったりします。

③脾タイプ

脾のタイプの特徴

・胃痛や腹痛がある
・食に興味がない
・甘味が大好き(チョコやケーキなど)
・下痢の頻度が高い
・胃下垂がある
・お腹に水が溜まる(歩いたりするとチャポチャポ鳴る)
・心配性、思い悩む

脾のタイプの方は食後に喉に痰が詰まる感じがあったり、お腹がはる感じがおこることが多いです。

④肺タイプ

肺のタイプの特徴

・何事も頑張ってしまう
・ガス溜まり(ゲップやオナラが多い)
・逆流性食道炎や慢性炎症がある
・呼吸が浅い、息苦しさがある
・便秘になりやすい
・喘息やアトピーがある(あった)
・ 喉や気管に炎症が起こり、咳が長引く
・蕁麻疹や湿疹などの皮膚症状が起こりやすい
・辛い物が好き
・人混みが嫌い
・首や腰の後ろに渦を巻く毛が生えている

気を使いすぎて心が疲れてしまい身体の不調を訴える方が多いです。
抜け毛や脱毛症などの症状が起こる方もおられます。

⑤腎タイプ


腎のタイプの特徴

・寒がり・冷えが酷い
・下腹部に力がない
・驚きやすい常にビクビクしている
・虚弱体質
・唾液が少ない
・下半身が浮腫みやすい
・頻尿

老化は腎の弱りからと言われており、腎の弱りは老化現象の始まりです。
生きていれば人間がみんな経験することになりますが、
足腰が弱り、髪が抜け、耳が遠くなり、生殖器の衰えやホルモン分泌の低下が起こる。
泌尿器系にも症状がでてきて頻尿になることが多いです。


自律神経失調症の症状を東洋医学の臓器の五臓のタイプ別に分けてみましたが、人によっては複数の臓器の機能が失調してしまっており、「肝」+「肺」が病んでいる方などもおられます。
その場合「肝」と「肺」の臓器を調整することで症状が改善していきます。

しかし・・複数の臓器を調整することは少し時間がかかることがあります。
それ故、諦めずに治療をおこなうことで自律神経失調症は改善していくとお伝えさせていただいております。

東洋医学と西洋医学の違い

西洋医学では自律神経失調症=「自律神経」と「副交感神経」のバランスの乱れと捉えてしまうので原因究明が難しく結果的に原因不明となり対処的な投薬療法になってしまう。
薬は症状を根治するものではなく、症状を抑えるために使用されるということを知っていただきたいです。

東洋医学では自律神経失調症=五臓六腑のバランスの乱れと考えるので身体全体を診察して自律神経失調症がおきる原因である火元を見つけることが可能で症状そのものを根治することが可能です。

しかし・・東洋医学にも苦手な症状が存在します。
それは何かというと外科・救命救急・ウィルス感染症などの命に関わる症状になります。
こういった症状の場合は東洋医学ではなく西洋医学が絶大な効果を発揮します。
急性炎症などの症状は東洋医学では太刀打ちすることはできません。

逆に慢性病や難病(難治性)の症状や原因不明の症状は東洋医学が症状改善する上で優位です。

当院の治療について

院では伝統的な鍼灸治療である「経絡治療」で五臓六腑の機能を調整して自然治癒力を高めることで、病(やまい)を治療します。

日本で経絡治療をおこなっている鍼灸院はわずか2%と言われており、当院は数少ない経絡治療をおこなっている鍼灸院です。

北千住にて皆様の健康の架け橋になれるよう全力で治療させていただきます。
自律神経失調症にお悩みの方は足立区北千住にある千住鍼灸院にご来院くださいませ。

自律神経失調症の東洋医学・西洋医学の違いを動画で解説