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症状とお悩み

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治らない咳

このようなお悩みありませんか?

・原因不明の咳が続いている
・医療機関で治療しても治らない
・咳が慢性的に続いている

咳の種類

急性咳嗽

慢性咳嗽

に分けられます。

性咳嗽

・風邪やインフルエンザなど、ウイルス感染細菌感染で起こる咳
・期間は3種間未満

治療方法

ウイルス薬
・抗菌薬

この場合の咳では西洋医学において処方される薬が有効と言えます。

慢性咳嗽

・喘息や気管支炎などの疑い
・期間1〜2か月の長引く咳

治療法

・禁煙
・アレルギー薬
・ステロイド薬

西洋医学では呼吸の通り道である気管・気管支・肺の病気を疑います。
呼吸器内科や耳鼻咽喉科などの受診となります。

西洋医学では「気道の狭窄」などの見方も有り、
気道や気管支を拡張するような薬を処方されることもあります。
薬を服用しても症状が改善しないこともあります。

その場合は東洋医学の治療が有効になります。

呼吸は酸素と一緒に全身に血液を運び身体の全身に酸素を送ります。
また食べ物の消化に関わったり、人体が生きる上で重要な役割を担っております。

ステロイドの長期服用における体内の作用

ステロイドとは体内の「副腎」から分泌されるホルモンです。
糖代謝、脂質代謝、骨に対する作用、免疫、アレルギー、に関わっています。

ステロイドを長期服用と体内の自然分泌能力が低下して、
下記のような副作用などが生じることがあります。

・糖尿病
・皮膚症状
・骨密度の低下
・浮腫み
・易感染(細菌感染に罹りやすい)
・高コレステロール血症

ステロイドには細胞増殖を抑制することにより創傷治癒を遅延させる作用があるので、このような障害が生じると治癒までに時間を要します。 

人間はホルモンの奴隷と言れます。
人間の身体に備わっている本来の生理現象はあらゆるホルモンの支配下で行われています。

薬剤などでそれらを体外からコントロールすると負荷がかかり、どこかに支障をきたす可能性があるということを知っておいていただきたいです。

東洋医学の治らない咳の治療

東洋医学では「治らない咳」は身体全体の何処に根本原因があるのか、
全体を俯瞰して考えることから原因を突き止めることができます。

「火のないところに煙は立たぬ」という言葉があります。

火のないところに煙はたたないので、火の元である根本原因を理解し、それに対して治療することが治らない咳に有効だと考えます。

東洋医学が治らない咳に有効な理由

東洋医学は2500年前もの歴史がある伝統医学です。
現代のように医療機器が発展していなかった時代は医師は下記の方法で患者さんの診察をしていました。

・脈拍
・お腹の状態
・体の冷えや熱
・舌の状態
・季節の変化
・気候の変動

五感を使い季節の変化をみて患者さんの状態を把握していました。

西洋医学や多くの治療院では症状が出ている部分(局所)にしかアプローチをしませんが、当院では症状が出ている原因(体質)を突き止め施術をおこないます。

一方、西洋医学では局所的に診察診断をするため頭痛が起こっていれば頭部のみの治療となり、その他の要因で症状が起きているのがわからず原因不明と診断されます。

西洋医学では外科・救命救急・ウィルス感染症など命に関わる状態で物凄い力を発揮します。
その場合、東洋医学では到底太刀打ちできません。

東洋医学での咳と胃の関係について

東洋医学では五臓六腑という東洋医学上の臓器が存在します。
五臓六腑の機能が失調すると「治らない咳」が発症すると考えます。
五臓六腑とは何かは下記の画像をご覧ください。

咳と胃の関係について

「肺」と「胃」に咳症状は属しています。

咳のある方は
・皮膚症状
・喘息
・胃炎
・消化不良
・逆流性食道炎
・口内炎
などになりやすいです。

東洋医学の「肺」「胃」とは

結論からお伝えしますと、治らない咳の原因は
「胃の熱」が「肺」に影響しているからです。

胃の熱とは?

東洋医学では「胃(脾)」「肺」は相生関係にあります。
「胃」の状態が「肺」に影響します。

「胃」と「脾」は【表裏関係】と呼ばれ裏と表で繋がっています

東洋医学の「治らない咳」の考察

食べ物は胃に入り消化されると脾の昇作用と呼ばれる作用で栄養が肺に送ります。
肺は脾から受け取った養分を肺の宣発作用と呼ばれる作用で酸素と一緒に全身へ巡らせます。

胃・脾の作用が低下すると食べた物は胃に残ってしまう。
停滞物により、胃・脾に熱がこもります。
また胃・脾は「喜燥悪湿」=乾燥を好みます。
胃に停滞物が溜まってしまうと胃が湿っぽくなり下痢や食欲減退や浮腫などが生じます。

胃・脾の胃熱から肺が影響を受けると下記の症状が発生します。

・咳
・くしゃみ
・鼻水
・痰

胃の熱を肺が放散ようと咳が出るという訳です。
脾胃の作用を正常に戻し、熱を下げる治療をすることで咳が治るということがあります。

ただし、胃の停滞物が原因であるとは限りません。
胆臓や肺・食道に炎症=熱がある場合もあります。

鍼で咳を治す方法は?

古書の「胃の経絡図」です。

経絡とは全身には361穴のツボがありますが、ツボ(経穴)は頭の先から、つま先まであります。
ツボ(経穴)とツボ(経穴)は1本の線で繋がっていて、その線を経絡といいます。

路線で例えると足立区の北千住ー西新井ー草加と繋がっているように
足三里ー上巨虚ー条口というツボは胃の経絡で結ばれます。

胃の経絡を治療すると咳に効果があります。

治らない咳に効果のあるツボ

①衝陽

衝陽は足の背側の第2中足骨底部と中間楔状骨の間に取ります。
親指と人差し指の甲の半ばあたり。
動脈拍動部上にあるので「ドクン・ドクン」と拍動を感じます。

②足三里

「胃」の経絡にあるツボで足三里といいます。
膝の外側、膝の皿の骨の下から指3〜4本分下がったところにあります。
ここに鍼を刺して痙攣が止まっている方の動画が下記にあります。
よろしければご覧くださいませ。

セルフケアの方法はお灸をおすすめします。
簡単にできる台座灸というものがありますので試してみてください。

火傷に注意してお灸をしてください。

治らない咳が治った方のコメント

当院の治療

東洋医学伝統の治療である「経絡治療」をおこなっおります。
日本で経絡治療を専門におこなっている鍼灸院は2パーセントほどと言われております。

当院では病院で治らない治らない咳に悩んでいる患者さんがご来院されております。
西洋医学で治療しても治らずステロイドの使用などを永遠と続けることになります。

当院では長い間、治らない咳の症状を鍼灸治療で改善されております。
東洋医学では治らない咳は改善できる疾患の一つです。

北千住にて皆様の健康の架け橋になれるよう全力で治療させていただきます。
治らない咳にお悩みの方は足立区北千住にある千住鍼灸院にご来院くださいませ。