

症状とお悩み


PMS・月経異常について

このようなお悩みはありませんか?
・情緒が不安定
・月経痛に悩んでいる
・PMSに良いという様々なことをしたが改善がみられない
・症状は重たいが薬(ピルやホルモン剤)などを飲みたくない
上記のようなお悩みを東洋医学・鍼灸治療で改善できるお話をしていきます。
PMS・月経異常

「月経前の3~10日の間程続く精神的な症状(イライラ感・情緒不安定など)その他の身体的症状が発症する。月経が開始すると軽快し消失する」と定義されています。
症状発生の原因は不明です。
西洋医学的な治療方法
薬物療法が基本治療
・排卵抑制剤
・精神安定剤

上記のような薬物療法が基本的な治療になります。
西洋医学では基本的に薬剤によって身体の生理作用を強制的に変えて対処的な薬物療法になります。
西洋医学では局所的に症状を判断して治療する為、生理の症状=薬での治療となります。
薬物療法についての注意
本来の自然摂理である月経を停めてホルモンをコントロールする偽閉経療法(投薬治療など)は自然摂理に逆らった対処的措置となります。

私たちの身体はホルモンの生成分泌により生理があり、妊娠が出来、子供を授かります。
ご飯を食べると自然に血糖値が上がり、調整してくれるのは体内に備わっているインスリンホルモンです。
外に浮遊している大気中の汚染物質等から身を守っているのはアレルギーや免疫に作用するステロイドホルモンです。
自然に体内で生成分泌されているホルモンをコントロールするということは、自然に摂理に逆らった対象措置に過ぎません。
それゆえに副作用が起こる可能性があること、身体への負荷がかかっていることを知って欲しいです。
東洋医学がPMS・月経異常に有効な理由
東洋医学では「PMS」「月経異常」は何処に根本原因があるのか身体の全体を俯瞰して考えることから根本原因を突き止めることができます。

「火の無い所に煙は立たぬ」という言葉があります。
東洋医学では火のないところに煙はたたないという考えから「火元=根本原因」と考えて、根本原因である火元を消火することで根本原因を突き止めて治療することで症状を改善します。
東洋医学は2500年前もの歴史がある伝統医学です。
現代のように医療機器が発展していなかった時代は医師は下記の方法で患者さんの診察をしていました。
・脈拍
・お腹の状態
・体の冷えや熱
・舌の状態
・季節の変化
・気候の変動
五感を使い季節の変化をみて患者さんの状態を把握していました。

東洋医学では「四診」という診察方法を用いて患者さんを診察します。
現代医学のような数値などは東洋医学ではもちいないので表面上では把握出来ない部分を診察することできます。
したがって一人一人に適した治療が可能になるので根本的な病の原因を治すことができます。

東洋医学の考え方は【組織・器官は個別に機能するのでは無く全体は繋がっている】と考えます。

西洋医学の考え方は真逆になり、症状によって診察の科目が分かれてしまっているので身体全体が繋がっていると考えない為、慢性病や難病などの根本治療が難しいことが多い。
東洋医学の治療「五臓六腑」について
東洋医学では下記の表のように病が五臓六腑と呼ばれる東洋医学の臓器に関係していると考えます。

PMS・月経異常の方は五臓の【肝】のバランスが乱れている方にみられる症状です。
「肝」の機能失調でみられるPMS・月経異常の方の特徴
・頭痛
・情緒不安定
・生理の症状
・首・肩・腰痛などの症状
・手足の末端の冷え
・爪がもろい
このような症状が派生してあらわれます。
東洋医学の「肝」について

東洋医学の【肝】には「疏泄作用」「造血作用」と呼ばれる働きがあります。
西洋医学では肝臓は血液の貯蔵庫になります。
東洋医学でも血という物質があり「蔵血作用」とは蓄えている血を「疏泄作用」で全身へ巡らせます。
肝は車でいうとモーターのように常に稼働し、全身に血を送る重要な作用をしています。
生理前は血の流れが滞しまってしまうので、肝の疏泄作用を高めることで滞っていた血の巡りを促します。
血の巡りが良くなることで、派生して現れていた症状も改善されていきます。
鍼灸治療で「肝」を調整するには
「経絡」について
人体には頭から足の先まで361個のツボ(経穴)があります。
ツボとツボを繋ぐと1本の線になっておりその線を経絡と呼びます。

こちらは1,000年以上前の著書の「肝」の経絡図です。
路線で例えると足立区の北千住ー西新井ー草加と繋がっているように大敦ー行間ー太衝ツボの道が肝の経絡となります。
肝の経絡は足の先ー陰部ー身体ー目ー頭とつながっております。
ツボを刺激して肝の経絡の巡りを改善することでPMSや月経異常および派生した症状まで改善します。
PMS・月経異常が改善された方のコメント


「肝」を調整するツボ
ご自宅でセルフケアする方法をご紹介します。
お灸や指圧などをしてみてください。

太衝は足の甲面「第一中足骨」と「第二中骨」の間にあります。足の親指と足の人差し指の間の骨と骨が交わるところが「太衝」です。動脈拍動部なので、「ドクン・ドクン」と拍動を感じます。指圧して少し痛みがあるとが、そこが太衝です。
PMS・月経異常・生理痛・妊活/不妊などの婦人科にとても効果のあるツボ

内くるぶしから指4本上の骨(脛骨)の際にあるツボ
(押すと圧痛がある人が多い)
三陰交は女性におすすめしたいツボの代表です。
このツボを刺激することで「血」の巡りが良くなるので騙されたと思ってセルフケアをしてもらいたいです。
お灸は台座灸をおすすめします

火傷に注意しておこなってください
当院の治療について
当院にはPMS・月経異常にお悩みの患者さんに多くご来院いただいております。
ほとんどの方が西洋医学で治療しても症状が治らず薬を服用し続けている患者さんです。

当院では伝統的な鍼灸治療である「経絡治療」で五臓六腑の機能を調整して自然治癒力を高めることで、病(やまい)を治療します。
日本で経絡治療をおこなっている鍼灸院はわずか2%と言われており、当院は数少ない経絡治療をおこなっている鍼灸院です。
北千住にて皆様の健康の架け橋になれるよう全力で治療させていただきます。
PMS・月経異常にお悩みの方は足立区北千住にある千住鍼灸院にご来院くださいませ。