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症状とお悩み

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クローン病

このようなお悩みはありませんか?

・お腹の強い痛み
・トイレに何度もかけこむ
・痔の恐怖に怯える
・薬を使用しても改善しない
・お腹の状態を気にしないで生活をしたい

クローン病とは

統計データによるとクローン病の患者数は2022年12月時点で約5万人と推定されています。

クローン病は小腸の粘膜にびらんや潰瘍ができる慢性疾患で厚生労働省の定める指定難病のひとつです。

原因が明確になっていないため長期間の治療が必要になります。

クローン病の原因は解明されておりません。

検査をしては症状の悪化に怯え病院での治療は薬物療法(対処療法)がおこなわれることが多く潰瘍性大腸炎と同じくアサコールやペンタサ(メサラジン)などの薬で小腸の炎症を抑えレミケードの点滴などで症状が改善しない場合はより強いステロイド剤や免疫抑制剤などが用いられます。

問題は薬を長期間にわたって使用すると人間に本来備わっている自然治癒力が弱ってしまうこともあります。

そして、長い期間薬を使っても治らず困っている方が多いです。

東洋医学のクローン病の治療

東洋医学では五臓六腑の機能の機能が失調するとさまざまな症状が発症すると考えます。

クローン病になる方は「肺」「肝」の臓器の機能が失調していることが多いです。
下記の特徴を持っている方が多いです。

・肺虚:皮膚や呼吸器などが弱い
・瘀血(冷え):血の滞り
・熱がある体質:炎症が酷くなる

体質について詳しく解説していきます。

肺虚体質の特徴

・小児喘息やアトピーなどの症状がある(あった)
・花粉症やアレルギー性鼻炎などの鼻の症状がある(あった)
・皮膚が弱く皮膚炎、湿疹、蕁麻疹ができやすい
・寝汗をかきやすい
・中途覚醒が多い
・首の後ろや腰の後ろあたりに渦を巻いた毛が生えている
・気を使って疲れやすい
・考え事が多い
・便秘症、便秘になりやすい

東洋医学では「肺」と「大腸」は関係があります。
したがって小腸は大腸と繋がっているので大腸と関わりを持つ肺の調整が有効です。

人間の体は呼吸をしなければならず西洋医学的にも肺が重要な器官になります。
東洋医学では呼吸器系を空気に触れる部分と考えるので下記のを肺と関わりのある臓器と考えます。
そのため「皮膚、鼻、咽頭、喉、気管支、食道、肺、小腸、大腸、肛門」までが肺と関わりがあります。

肺虚体質の人は空気に触れる小腸にも炎症を起こしやすくクローン病になるリスクが高いと説明させていただいております。

瘀血体質の特徴

・生理が重い、生理痛がある
・爪が割れやすい、巻き爪がある
・立ちくらみや貧血をおこしやすい
・足がよくつる
・お臍の下を押すと痛みがある
・手足末端や身体の冷えがある
・髪に艶やハリがない

瘀血とは血の滞りがあり血液循環が悪く特に女性に多い体質です。
血の巡りの悪さから腸の運動に影響が出たり、身体が冷えることで症状が悪化します。
クローン病の方は身体を温めることがとても重要です。

熱がある体質

・顔面紅潮
・初夏〜秋に体調を崩しやすい
・甘いものが好き
・慢性的に炎症(皮膚炎、鼻炎など)がある
・血色不良(顔が黒っぽかったりする)
・下半身に冷えがある
・便秘や便が出てもコロコロしている

上記が熱がある体質の特徴です。
クローン病は内部、外部からの刺激「熱」「冷え」「食事」「ストレス」などで症状が悪化します。
身体に熱がこもると炎症が酷くなります。

五臓の「心」と「小腸」の繋がり

東洋医学では「心」と「小腸」は関係があります。
心と小腸は経絡という身体を巡る道が通っているので、心を調整することで小腸の状態がよくなりクローン病の治療にもちいます。

心を治療することで小腸の熱がとれるのでクローン病の症状が寛解していきます。

経絡は身体全身を繋ぐ道です。
この道に「気」・「血」・「水」という東洋医学上の生命活動に関わるエネルギーを巡らせることで病(やまい)が改善されるとお伝えしています。

西洋医学と東洋医学の違い

東洋医学では「火のないところに煙は立たぬ」という言葉が存在します。

東洋医学では局所的に診察することはしません。
身体全体を診察して火の元=クローン病が起きている原因を見つけて症状に対して治療をおこなうことでクローン病の原因を根本治療していきます。

東洋医学は2500年前もの歴史がある伝統医学です。
現代のように医療機器が発展していなかった時代は医師は下記の方法で患者さんの診察をしていました。

・脈拍
・お腹の状態
・体の冷えや熱
・舌の状態
・季節の変化
・気候の変動

五感を使い季節の変化をみて患者さんの状態を把握していました。

西洋医学や多くの治療院では症状が出ている部分(局所)にしかアプローチをしませんが、当院では症状が出ている原因(体質)を突き止め施術をおこないます。

血の巡りが悪い方は血液循環を良くする施術をおこなったり、肺虚体質の方であれば肺と大腸のツボを用いて経絡を巡るエネルギーを増やし症状を改善します。

鍼灸治療を西洋医学的に例えるとすると体性ー内臓反射と呼ばれると思います。

体性-内臓反射:皮膚(ツボ)に鍼灸治療を行う→自律神経を介して→内臓(五臓六腑)の働きを調整

クローン病の治療

鍼灸治療は痛みがある箇所に鍼や灸をして治すイメージを持たれていると思いますが、そういった治療ではクローン病を改善させることは難しいと考えます。

当院では全国でも数少ない「経絡治療」をおこなう鍼灸院です。
クローン病の原因となっている根本を治療して根治を目指して治療させていただきます。

当院の治療

当院には病院で治らないクローン病の患者さんがご来院されます。
西洋医学で治療しても治らず何度も繰り返す症状が辛いと話される患者さんも多くおられます。

そのようなお悩みを抱える方達が当院では鍼灸治療で改善されていきます。
クローン病や潰瘍性大腸炎などは治療に時間がかかる可能性が高いですが、
根気よく治療を続けることで寛解できる症状のひとつとお話しさせていただいております。

ご来院いただく方の中には病院の治療と並行して治療をおこなっている方もおられます。
西洋医学の良いところ、東洋医学の良いところを上手く使っていただき症状寛解を目指していただきたいです。

北千住にて皆様の健康の架け橋になれるよう全力で治療させていただきます。
クローン病にお悩みの方は足立区北千住にある千住鍼灸院にご来院くださいませ。