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症状とお悩み

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症状とお悩み

顔面痙攣(けいれん)

このようなお悩みありませんか?

・目の周りや顔がピクピク動く
・顔面痙攣と診断された
・他の医療機関でも改善が診られない
・薬を飲んでも改善されない
・開頭手術は受けたくない
・ボトックス注射はしたくない

顔面痙攣とは?

「顔面神経の麻痺」「三叉神経の問題」によって障害側の顔面筋がコントロールできなくなった状態と定義されています。

温めると一時的に痙攣が緩和したり改善したりするが、また発症してしまう。
西洋医学では基本的に原因不明と判断される。

西洋医学の治療

・ステロイド
・抗炎症薬
・抗ウイルス薬

などの使用になります。
これらは一時的な対処療法になります。

ステロイドの長期服用における体内の作用

ステロイドとは体内の「副腎」から分泌されるホルモンで、
糖代謝・脂質代謝・骨に対する作用・免疫・アレルギーに関わっています。
ステロイドを長期服用する事で自然摂理である体内の自然分泌能力が低下しあらゆる副作用を生じることがあります。

副作用は糖尿病、皮膚症状、骨密度の低下、浮腫み、易感染(細菌感染に罹りやすい)、高コレステロール血症などです。

ステロイドには細胞増殖を抑制することにより創傷治癒を遅延させる作用がある為、一度このような障害を生じると治癒までに時間を要します。

人間はホルモンの奴隷と言わています。
身体に備わっている本来の生理現象はあらゆるホルモンの支配下でおこなわれます。

体外から無理にホルモンをコントロールすることの恐怖を薬を使用する前にご自身で考えていただきたいです

手術について

顔面痙攣が続いてしまうと外科的な手術に踏み切る方もいます。
手術後に症状が改善されれば良いのですが、再度発症してしまう方もおられます。

ボトックス注射も同じで一時的に良くなっても再度発症という経過をたどる方が多いです。
何度もお伝えしますが、どちらの治療も症状が改善されれば良いとは思いますが治らず再度発症してしまうケースが多い印象です。

東洋医学の治療

「火のないところに煙は立たぬ」という言葉があります。

火の元である根本原因を理解し、それに対して根本治療できるのが東洋医学です。

東洋医学が顔面痙攣に有効な理由

東洋医学は2500年前もの歴史がある伝統医学です。
現代のように医療機器が発展していなかった時代は医師は下記の方法で患者さんの診察をしていました。

・脈拍
・お腹の状態
・体の冷えや熱
・舌の状態
・季節の変化
・気候の変動

五感を使い季節の変化をみて患者さんの状態を把握していました。

東洋医学では現代の数値やデータでは把握出来ない部分を診ることができます。
西洋医学との違いは東洋医学は身体全体が一つの繋がりを持っていると考えます。

東洋医学は病(やまい)を身体全体から診察する

西洋医学では病(やまい)を診療の科にわけてみる。
西洋医学では外科・救命救急・ウィルス感染症など命に関わる症状に絶大な力を発揮します


東洋医学では身体全体は繋がっていると考えることから、慢性病・難病・原因不明の疾患に幅広く対応することが可能です。

顔面痙攣と東洋医学の「肺」

東洋医学ではあらゆる病(やまい)が五臓六腑(内臓)に関係していると考えます。

顔面痙攣の方は【肺虚】体質の方が多いです。

肺虚体質の特徴
・皮膚症状
・鼻炎
・風邪
・喘息
・花粉症
などの症状がでやすい。

東洋医学の「肺」とは

肺は「宣発」「粛降」という作用があり、肺の「宣発作用」により呼吸と一緒に血液を運びます。

酸素(気)と血液(血)は身体の表面を巡ります。
気・血の巡りは体表にある毛・皮を強くして、外邪(ウィルスなど)から身を守ります。

わかりやすく伝えると
「肺」はウィルスなどから身体を守ってくれる盾を作る作業をする

盾が身体を守ってくれるようになるので外からの刺激に対して強くなります。
同じ環境にいるのにウイルスに感染しない方や花粉症にならない方がいます。
そのような方は「肺の宣発作用」の働きがよいので免疫が強い状態となります。

東洋医学では顔面痙攣は外邪によるものだと捉えるため、
肺の宣発・粛降作用を高めることにより治癒力を高めていきます。

仮に外邪に入られてしまっていても気・血を推動させ免疫を高めることで、
外邪に対する抵抗力を高め顔面痙攣の症状を改善させます。

肺の機能の高め方

古い著書の「肺の経絡図」です。

「経絡」とは頭から手足末端に巡るエネルギーを流す道です。
経絡はツボとツボの間の道で身体を巡る経絡は1本の線で繋がっております。

路線で例えると、
足立区の北千住ー西新井ー草加と繋がっているように
大敦ー行間ー太衝ツボの道が肝の経絡となります。

中府ー雲門ー天府というツボは肺の経絡の道です。
肺の経絡は肺を貫くため肺のツボに鍼や灸をすると、
エネルギーが流れて肺の状態をよくすることになります。

肺の機能を高めるツボ

孔最は肘の関節に手を4本置いた位置にあります。
親指の付け根と肘の腱の線上になります。
少し押すと圧痛を感じる人が多いです。

台座灸というお灸でツボを刺激してみてください。
火傷に注意してくださいね。

「胃」の経絡の効果

上記の肺の経絡図で経絡の話をしましたが、顔に流れる経絡の道も存在します。

頭部に流れる経絡は6個あります。
そのうちの一つが「胃」になります。
胃の経絡を刺激することで顔面痙攣が治ることがあります。
五臓六腑を調整してエネルギーの巡りを上げられる鍼灸治療だからこそ西洋医学では治せない症状も改善できる可能性が高いです。

胃の機能を高めるツボ

足三里というツボです。
膝の外側、膝の皿の骨の下から指3〜4本分下がったところにあります。

当院の治療

当院では西洋医学で治療しても治らない患者さんが多くご来院されます。
病院で治らない顔面痙攣に悩んでいる患者さんもご来院されております。

院では伝統的な鍼灸治療である「経絡治療」で五臓六腑の機能を調整して自然治癒力を高めることで、病(やまい)を治療します。

東洋医学では顔面痙攣は改善できる疾患の一つです。

北千住にて皆様の健康の架け橋になれるよう全力で治療させていただきます。
顔面痙攣にお悩みの方は足立区北千住にある千住鍼灸院にご来院くださいませ。

顔面痙攣の説明動画