

症状とお悩み


唾液過多症

このようなお悩みはありませんか?
・唾液が口に溢れてくる
・喉の奥に常に唾液がたまっている感じがする
・唾液で息苦しい
・痰がでやすく鼻炎がある
・下痢になりやすい
唾液過多症とは?
唾液過多症という言葉を聞くことがあまりないかもしれませんが、
お悩みの方が非常に多い症状です。
妊娠時のつわり、胃もたれ、胃炎、胃潰瘍、口内炎、義歯の不調で発生することもある。
西洋医学では原因が特定できないケースが多いので自律神経失調症などと関連づけられてしまう。
さまざまな病院にいった結果、西洋医学では原因不明で脳神経外科・心療内科の受診をすすめられ薬の処方(対処療法)となることが多い。
東洋医学の治療
東洋医学では局所的に診察をおこないません。
唾液が多いからといって自律神経失調症と診察したり原因がわからないからといって心療内科をすすめることはありません。
東洋医学では原因が起きている火の元=症状に対して治療をおこないます。

身体全体を診察して治療をおこなう東洋医学では火の元である病の原因を見つけて治療をおこなうことが可能なので唾液過多症も治療することが可能です。

西洋医学では診療データや数字が合わないと原因不明となります。
原因不明となった場合は心療内科などで薬の処方を受けて対処療法がおこなわれます。

東洋医学では森を見て木を治す=身体全体を見て症状が起きている本当の原因を探し出します。
結果として慢性病・難病など原因不明な症状を改善できます。
西洋医学が最大の力を発揮するのは外科・救命救急・ウィルス感染症など急を要する状態になります。
命に関わる急を要する状態の時は東洋医学は西洋医学に太刀打ちできません。
唾液過多症が東洋医学で治る理由
唾液過多症の症状は東洋医学では五臓六腑と言われる東洋医学の臓器を調整することで改善します。

東洋医学では唾液=水と考えます。
五臓六腑で水に関わるのは「脾」「腎」「肺」「三焦」「膀胱」になります。
その中で調整することが多いのは「脾」と「腎」になります。
「脾」の作用

上記の図に涎(よだれ)と記載があります。
東洋医学では一般的に胃腸の弱りで食後や寝てる時などに涎が出ると解釈されますが、通常時でも脾の弱りによって涎(よだれ)がでる=唾液過多症の症状が起こると説明しております。
脾には「統血(とうけつ)」作用と言って血液が脈外に漏れ出さないようにする脾の作用があります。
脾の統血作用が低下すると出血しやすくなります。
統血作用の低下で出血のみではなく涎がとめていられない状態を生みだすことになります。
「腎」の作用

上記の図に「唾」と記載があります。
腎では老化によって唾が減少すると考えますが、唾に関わるので唾が増えることにも関わります。
腎の唾は「ネバネバ」している事が多く喉に溜まりやすいです。
高齢の方が喉の奥に唾なのか?痰なのか?詰まっている感じがするという訴えを聞いたことがある方も多いと思います。
腎の特徴のネバネバした唾が喉に溜まり訴えているケースがあります。
腎には固摂(こせつ)作用といって身体に必要なものを留めておく働きがあります。
水などの体液を内臓などあるべき場所に保持する作用の一種とされています。
固摂作用が低下すると唾液をとめておけない状態を生み出すことになり唾液過多症が発症する原因になります。
東洋医学の治療とは

東洋医学では身体全身にあるツボの中から症状に効果のあるツボを刺激して五臓六腑の機能を調整して経絡という道にエネルギーを流します。経絡の道には「脾」「腎」の経絡の道があり、この二つの臓器を調整して脾と腎にエネルギーを巡らせて唾液過多症を改善させます。
身体には「気」「血」「水」という東洋医学の生命活動に必要なエネルギーが経絡を巡り流れています。
ツボを刺激することで五臓六腑を調節してエネルギーの巡りを良くすることで症状を治します。
当院での治療
当院では病院で治らない唾液過多症に悩んでいる患者さんがご来院されております。
唾液過多症にお悩みの患者さんが当院の治療で改善されております。

当院では伝統的な鍼灸治療である「経絡治療」で五臓六腑の機能を調整して自然治癒力を高めることで病(やまい)を治療します。
患者さんの中には1〜2回の治療で症状が10→0になる方もおられます。
東洋医学では唾液過多症は改善できる疾患の一つです。
北千住にて皆様の健康の架け橋になれるよう全力で治療させていただきます。
唾液過多症にお悩みの方は足立区北千住にある千住鍼灸院にご来院くださいませ。