

症状とお悩み


痔(イボ・切れ・痔瘻)
このようなお悩みはありませんか?
・肛門周辺に痛みや腫れがある
・血液や粘液が出る
・肛門周辺にかゆみが生じる
・肛門から脱出する
痔とは?痔の種類?

痔の種類を大きく分けると3種類あります。
①痔核(いぼ痔)②裂肛(切れ痔)③痔瘻(あな痔)です。
また、これらは種類によって症状が異なります。
3種類の痔の特徴を解説します。
①痔核(いぼ痔)は肛門の内側にできる内痔核と肛門の外側にできる外痔核があり、
発症する位置は人により異なります。
②裂肛(切れ痔)は肛門の出口付近の皮膚が切れた状態です。
便秘や下痢などで肛門の出口付近が切れ血液循環が悪くなったりすることで起こります。
③痔瘻(あな痔)痔瘻は肛門周囲膿瘍が悪化してできる痔です。
肛門周囲膿瘍は膿の自然排出するか病院で皮膚を切開して膿を出す処置をします。
しかし、その後に膿の通り道(瘻管)が残って痔瘻となります。
痔は症状が重たい場合は西洋医学で外科的な処置をすることをおすすめします。
その後に術後の経過を追いながら鍼灸治療をおこなうと治癒が早いです。
東洋医学では痔が再発しない身体作りも可能です。
軽度〜中度の痔であれば鍼灸治療で改善できる可能性が高いです。
東洋医学の痔(イボ・切れ・痔瘻)の治療
東洋医学では五臓六腑という東洋医学の臓器を調整することで症状を改善させます。
では五臓六腑とは何か?というと詳しくは下記の図をご覧ください。


東洋医学の臓器の五臓六腑とは、
五臓「肝・心・脾・肺・腎」 六腑「胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦」のことです。
臓器が弱ると病が発症します。
痔の症状は「肝」の臓器と「肺」の臓器の機能が弱ると痔の症状が発症します。
しかし、鍼灸治療を受けていることで痔は発症しにくくなります。
「肝」「肺」の臓器とは?
肝の作用
「条達作用」「昇発作用」という作用で「血」という東洋医学の物質を上部や全身へ送る作用があります。
「血」が全身に巡らないと=痔ができやすい状態になります。
血の巡りが悪いと、熱が下半身に発症して痔ができやすい身体になります。
また肝は排泄に関わる臓器なので便秘になることで痔を誘発させます。

肺の作用

「宣発」「粛降」という作用が肺にはあり、「宣発作用」により呼吸と一緒に全身に「血」を運びます。
また東洋医学の「気」を巡らせる作用があるので気が全身に巡らないと痔ができやすい身体になります。
末端まで気を運ぶことで痔の発症を少なくさせます。
肺は大腸とも関わりがありますので、
肺の臓器の調整ができると便通が良くなり、
便秘になりづらくなります。
上記で解説している通り、痔の症状は「肝」と「肺」の臓器がしっかりと働いてくれることが重要です。
したがって「肝」「肺」の臓器の調整をすることで痔の症状が治る可能性が高くなります。
東洋医学では下半身にある熱を散らして、痔の症状をなくしていく必要があると考えます。
そうすることにより痔の症状は改善していきます。
しかし、冒頭でお伝えしたように重度の痔の場合は外科的な除去が有効になります。
それゆえ痔にお悩みの方は、東洋医学と西洋医学の良いところを使って治療されることをおすすめします。
東洋医学で痔(イボ・切れ・痔瘻)が改善する理由
人体には全身に361穴のツボがあります。
またツボは手足の末端から頭頂部までツボとツボを繋いだ線(経絡)と呼ばれる道で繋がっています。
それゆえツボを刺激することで五臓六腑のバランスを整えて経絡にエネルギーが多く流れることで痔の症状を改善させます。

経絡には「肝と肺の臓器の道」が存在しています。
この経絡の道の巡りをよくすることで気・血・水のエネルギーの流れを改善して痔を改善させます。
したがって、鍼灸治療は気・血・水の巡りを良くすることができるので痔の改善に繋がります。

当院の治療
当院では伝統的な鍼灸治療である「経絡治療」で五臓六腑を調整し自然治癒力を高めことで、
病(やまい)を治療します。

五臓六腑の機能を調整することで、痔の症状を改善させることが可能です。
東洋医学は身体の機能を引き上げる最高の医学なので、
諦めずに治療を受けていただけたらと思います。
足立区北千住にて皆様の健康の架け橋になれるよう全力で治療をさせていただきます。
痔にお悩みの方はお気軽に千住鍼灸院にお越しくださいませ。