

症状とお悩み


ばね指(弾発指)
このようなお悩みはありませんか?
・指を曲げるとガクッとなる
・指が滑らかに曲がらない
・腫れ、熱感がある
ばね指とは?

指の付け根で屈筋腱と腱鞘の間で炎症が起こり、
指を曲げる時に「バネのように」カクッとはじける症状が起きる。
また指を曲げようとすると弾かれるよに指が曲がることから、弾発指と呼ばれている。
西洋医学では固定、投薬、ステロイドの注射、外科で腱鞘切開などをおこなう。
しかし・・外科手術以外は対処的な療法となり根治は難しい事が多いです。
東洋医学では局所のみを診察せずに身体全体を診察して治療をおこないます。
ばね指(弾発指)だからと指だけを治療することはありません。
東洋医学と西洋医学の違い

西洋医学はデータや数値を基準に局所的に診断をして身体全体を診断しません。
東洋医学では局所のみではなく身体はひとつと考えて全体を診て診断をします。
東洋医学の診断方法は、
例えば頭痛があるからといって、
頭部のみを診察するだけではなく、
身体全体の状態を診察し頭部以外の不調が起こっている部位を探して治療していきます。


西洋医学では病(やまい)を科にわけて診断します。
しかし・・原因がわからない場合は投薬などの対処的な処置をするしかありません。
西洋医学では外科・救命救急・ウィルス感染症など原因が明確かつ命に
関わる症状に絶大な力を発揮します。
東洋医学のばね指(弾発指)の治療
東洋医学では五臓六腑という東洋医学の臓器を調整することで症状を改善させます。
では、五臓六腑とは何か?というと詳しくは下記の図をご覧ください。


東洋医学の臓器の五臓六腑とは、
五臓「肝・心・脾・肺・腎」 六腑「胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦」のことです。
臓器が弱ると病が発症します。
ばね指(弾発指)の場合は「肝」の臓器が弱ると症状が発症するとお伝えします。
また「肺」の臓器が弱っていても、ばね指(弾発指)が発症します。
「肝」「肺」の臓器とは?
肝の作用
「条達作用」「昇発作用」という作用で「血」という東洋医学の物質を身体全身へ送る作用があります。
「血」が全身に巡らないと=ばね指(弾発指)がでやすい状態になります。
骨や筋肉などの症状は肝の機能を調節することが重要となります。

肺の作用

「宣発」「粛降」という作用が肺にはあり、「宣発作用」により呼吸と一緒に全身に「血」を運びます。
また東洋医学の「気」を巡らせる作用があるので気が全身に巡ることで、ばね指(弾発指)が起きにくい状態になります。
身体を伸びやかに動かすためには東洋医学の「肝」「肺」の臓器がしっかりと働いてくれることが重要です。
したがって、ばね指(弾発指)が発症している方は「肝」「肺」の臓器の調整をすることで改善できる可能性が高いとお伝えしております。
東洋医学で、ばね指(弾発指)が改善する理由
人体には全身に361穴のツボがあります。
ツボは手足の末端から頭頂部までツボとツボを繋いだ線(経絡)と呼ばれる道で繋がっています。
またツボを刺激することで五臓六腑のバランスを整えて経絡にエネルギーが多く流れることでばね指(弾発指)の症状を改善させます。

経絡には「肝と肺の臓器の道」が存在しています。
この経絡の道の巡りをよくすることで気・血・水のエネルギーの流れを改善してばね指(弾発指)を改善させます。
鍼灸治療は気・血・水の巡りを良くすることができるのでばね指(弾発指)の改善に繋がります。

また東洋医学には「不通則痛」という言葉があります。
経絡を流れるエネルギー
「気」「血」「水」の流れが悪いと不通になっている状態となり、その状態だと則(すなわち)痛みや症状が発症します。

それゆえ不通則痛を改善するとばね指(弾発指)が改善します。
当院の治療
当院では伝統的な鍼灸治療である「経絡治療」で五臓六腑を調整し自然治癒力を高めことで、
病(やまい)を治療します。

五臓六腑の機能を調整することで、ばね指(弾発指)の症状を改善させることが可能です。
ばね指(弾発指)は時間がかかる症状ですが、東洋医学は身体の機能を引き上げる最高の医学なので、
諦めずに治療を受けていただけたらと思います。
足立区北千住にて皆様の健康の架け橋になれるよう全力で治療をさせていただきます。
ばね指(弾発指)にお悩みの方はお気軽に千住鍼灸院にお越しくださいませ。