

症状とお悩み


副鼻腔炎・蓄膿症(ちくのうしょう)
このようなお悩みはありませんか?
・鼻がつまっている
・ドロドロした鼻水が垂れる
・倦怠感
・頭痛
・顔面に痛みや圧迫感がある
東洋医学で副鼻腔炎は治るのか?
副鼻腔炎
別名「蓄膿(ちくのう)症」とも呼ばれます。
ウィルスや菌、アレルギーなどによって副鼻腔の粘膜に炎症が起こることで発症します。
ドロドロした鼻水が出てくることもあります。

東洋医学では西洋医学とは全く違う考えで治療をしていきます。
西洋医学では副鼻腔炎の治療は対処的な投薬治療がほとんどです。
それゆえ、副鼻腔炎の根本的な改善をすることができません。
東洋医学は上咽頭炎の根本的な治療をおこなえる医学です。
もちろん個人差はありますが東洋医学で副鼻腔炎の症状を根本的に改善することは可能です。
東洋医学の治療
東洋医学には五臓六腑という臓器が存在しており、
その五臓六腑の機能が低下するとさまざまな不調が発症します。
そのような不調は東洋医学の臓器を調整することで改善します。
五臓六腑の臓器については下記の図をご覧ください。


東洋医学には東洋医学上の臓器が存在していて西洋医学の臓器とは異なります。
上記の画像で説明します。
「肝」の機能が失調すると自律神経失調症、頭痛、肩こりなどが発症します。
そういった症状がある場合は肝の機能の調整をすると症状が改善します。
東洋医学では「さまざまな症状=不定愁訴」といいます。
不定愁訴を改善するには五臓六腑の調整をおこなう必要があります。
東洋医学で副鼻腔炎を治すには
副鼻腔炎の治療では「肺」の臓器を調整します。
肺の機能について詳しく解説します。
東洋医学の肺は「宣発」「粛降」という作用があります。
この肺の「宣発作用」により呼吸と一緒に血液を運びます。

呼吸をすることで酸素(気)と血液(血)は身体を巡ります。
気・血の巡りは体表にある毛・皮を強くして、外邪というウィルスや菌などから身を守ります。
この機能を簡単にお伝えすると「肺」は外側(皮膚)内側(内臓)に身体を守ってくれる盾を作りだす作用があります。
その盾は副鼻腔炎の原因になるウィルスや菌から身体を守り、免疫力を高め外からの刺激に対して強くなります。
仮に外邪であるウィルスや菌が身体の中に入ったとしても、肺の機能が高まっていると内臓器にも盾ができているので症状が発症したとしても軽度の症状で済むことがほとんどです。
副鼻腔炎になる人、ならない人といますが同じ環境にいるのに副鼻腔炎にならないのは「肺の宣発作用」の働きがよいので免疫(盾)が強い状態だからです。
東洋医学の「肺」と「鼻」の関係
東洋医学では「肺」と「鼻」には深い関わりがあります。
その理由は東洋医学では「肺は鼻に開竅(かいきょう)する」といわれるからです。
開竅とは「詰まった穴の通りをよくする」という意味で、肺の状態は鼻に現れるとされています。
東洋医学の「肺」の機能が高まり鼻の状態が良くなるということです。
どうやって肺の機能を高めるの?

このイラストは1500年ほど前に描かれた「肺」の臓器の経絡図です。
ツボを刺激して経絡に気・血・水と呼ばれる東洋医学上のエネルギーを巡らせることで肺の機能を高めます。
経絡とは何か?

人体には全身に361穴のツボがあります。
ツボは手足の末端から頭頂部までツボとツボを繋いだ線(経絡)と呼ばれる道を経絡と呼びます。
ツボを刺激し経絡に「気」「血」「水」を巡らせることで五臓六腑のバランスを整えウィルスや菌に感染しない、しにくい身体へと改善させます。
肺の機能を高めるツボの紹介

孔最は肘の関節に手を4本置いた位置にあります。
親指の付け根と肘の腱の線上になります。
少し押すと圧痛を感じる人が多いです。
このツボを指で押したり、揉んだり、お灸をすることで肺の機能の調整をすることが可能です。
1番のおすすめはお灸です。

台座灸というお灸を使用することでご自身で簡単にお灸をすることができます。
火傷に注意しておこなってみてください。
当院の治療
当院では伝統的な鍼灸治療である「経絡治療」で五臓六腑を調整し自然治癒力を高めことで、
病(やまい)を治療します。

「肺」の調整をすることでウィルスや菌などに感染しない身体を作ることが可能です。
東洋医学は身体の機能を引き上げる最高の医学です。
足立区北千住にて皆様の健康の架け橋になれるよう全力で治療をさせていただきます。
副鼻腔炎にお悩みの方はお気軽に千住鍼灸院にお越しくださいませ。