千住鍼灸院 ロゴ
電話アイコン
9:00〜20:00 / 水曜日休
Case

症状とお悩み

電話アイコン
9:00〜20:00 / 水曜日休

便秘

このようなお悩みはありませんか?

・お腹の張り
・ガスが溜まる
・排便してもスッキリしない
・便がコロコロしている
・便が硬い
・腹痛や吐き気が出る
・肌荒れが起きやすい
・肩こり

便秘の症状の特徴

便通は本来、毎日あるのが健康な状態です。
便通が3日以上なかったり、便が硬くて量が少なく残便感があったりする状態を便秘と呼びます。

便秘は女性に多く、排便が困難になるほか、腹痛、腹部膨満感、食欲不振などの症状もあらわれます。

また肌荒れや肩こりなど、全身に影響が出ることもあります。

便秘といっても特徴や種類かあり、お悩みによって機能的、気質的な症状に分けられます。

機能性便秘『弛緩性便秘=大腸の運動が低下器質性便秘』『直腸性便秘=直腸に便が停滞』
気質性便秘『病気=ガンや腸管の問題など』『薬=便秘薬などの使いすぎ』


東洋医学では機能性便秘の改善がとても得意です。
また薬(便秘薬)の使いすぎによる便秘は鍼灸治療でも改善するのにとても時間がかかります。
便秘にお悩みの方は薬の使用の前に東洋医学の鍼灸治療をおすすめします。

がんや腸閉塞などの病気による便秘は西洋医学の治療が必要となります。

鍼灸治療で便秘が改善された患者さんのコメント

長年、便秘に悩んでいた患者さんですが、治療後に便通がよくなりました。
なぜ?鍼灸治療で便秘が改善したかの理由は下記で解説しています。
少し長くなっておりますが、読んでいただくと東洋医学で便秘が改善する理由がわかると思います。

東洋医学の便秘について

五臓六腑とは何か?というと東洋医学には東洋医学の臓器が存在します。
五臓六腑の臓器については下記の図をご覧ください。

東洋医学の臓器は
五臓「肝・心・脾・肺・腎」 六腑「胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦」という
五臓と六腑という臓器のことをいいます。

東洋医学では五臓六腑に症状を当てはめて治療をおこないます。
便秘は五臓六腑の「肺」「肝」の臓器の機能が失調していることが多いです。

体質について詳しく解説していきます。

肺虚体質の特徴

東洋医学では「肺」と「大腸」が関わりをもちます。
表裏関係や陰陽関係といって「肺」「大腸」はお互いを助け合う臓器だと考えます。
それゆえに肺の機能が弱ると大腸も弱ってしまい排泄ができにくくなり便秘になります。

また西洋医学の肺と同じように東洋医学でも「肺」は呼吸に関わる重要な器官になります。
東洋医学の肺では空気に触れる部分は全て肺の臓器に関わりがあると考えます。
そのため「皮膚、鼻、咽頭、喉、気管支、食道、肺、小腸、大腸、肛門」までを肺が関わっています。
したがって口から肛門まで「肺」が守るってると考えます。

肺虚体質では肺の臓器が弱まってしまい、大腸にも炎症を起こしやすかったり、
また便を押し出す機能が下がってしまうことで便秘になります。

肺は東洋医学の重要な物質「気」に関わるので、
鍼灸治療によって「気」の巡りをよくすることで便秘の改善に繋がります。

血虚体質の特徴

血虚とは血が足りず血液循環が悪い状態で女性に多い体質です。
また女性は月経時に血虚の症状が悪化することが多いです。
血の巡りが悪いので腸の蠕動運動に影響が出たり、身体が冷えることでも便秘の症状がより悪化します。

まとめると血虚体質による便秘は、血(けつ)が不足して腸内の潤いが失われ便が硬くなってしまい便秘になります。

「血」は東洋医学の肝に関わりを持つので、
鍼灸治療によって血虚の状態を改善することで便秘の改善に繋がります。
また生薬100%の漢方薬なども有効です。

熱がある体質

熱体質の特徴は内部、外部からの刺激「熱」「冷え」「食事」「ストレス」などで便秘の症状が悪化します。
身体に熱がこもることで便秘の症状が悪化します。

よく発症するのは熱によって便が硬くなり、排泄しづらい状態になります。
この状態になると排泄時に硬い便で肛門が傷ついてしまって痔になることも多いです。

東洋医学では熱を除去することも得意なので、
熱による便秘についても症状改善する事が可能です。

東洋医学の治療でなぜ便秘が治るのか

人体には全身に361穴のツボがあります。
ツボは手足の末端から頭頂部までツボとツボを繋いだ線(経絡)と呼ばれる道で繋がっています。

またツボを刺激することで五臓六腑のバランスを整えて経絡にエネルギーが多く流れることで便秘の症状が改善します。

経絡には「肺と肝の臓器の道」が存在しています。

この経絡の道の巡りをよくすることで気・血などのエネルギーの流れを改善して便秘の症状を改善させます。

鍼灸治療は気、血の巡りを良くすることができるので便秘の改善に繋がります。

また東洋医学には「不通則痛」という言葉があります。

経絡を流れるエネルギー
「気」「血」「水」の流れが悪いと不通になっている状態となり、その状態だと則(すなわち)痛みや症状が発症します。

それゆえ不通則痛を改善すると便秘が改善します。

東洋医学と西洋医学の違い

西洋医学はデータや数値を基準に局所的に診断をして身体全体を診断しません。


東洋医学では局所のみではなく身体はひとつと考えて全体を診て診断をします。


東洋医学の診断方法は、
例えば頭痛があるからといって、
頭部のみを診察するだけではなく、
身体全体の状態を診察し頭部以外の不調が起こっている部位を探して治療していきます。

西洋医学では病(やまい)を科にわけて診断します。
しかし・・原因がわからない場合は投薬などの対処的な処置をするしかありません。

西洋医学では外科・救命救急・ウィルス感染症など原因が明確かつ命に
関わる症状に絶大な力を発揮します

当院の治療

院では伝統的な鍼灸治療である「経絡治療」で五臓六腑を調整し自然治癒力を高めことで、
病(やまい)を治療します。

五臓六腑の機能を調整することで、便秘の症状を改善させることが可能です。
東洋医学は身体の機能を引き上げる最高の医学です。

足立区北千住にて皆様の健康の架け橋になれるよう全力で治療をさせていただきます。
便秘にお悩みの方はお気軽に千住鍼灸院にお越しくださいませ。