

症状とお悩み


後鼻漏(こうびろう)

このようなお悩みはありませんか?
・喉の奥に鼻水?痰が?詰まった感じがする
・鼻をかんでも喉の奥に鼻水が流れてくる
・喉の閉塞感がある
・食事が取れない
・睡眠の質が悪い
後鼻漏とは?
後鼻漏とは鼻・副鼻腔や上咽頭(鼻咽腔)で産生された液体が、鼻の穴から出ず、後ろに回ってのどに流れ落ちる状態のことです。
症状が発生すると喉の奥に鼻水や痰が残っているような違和感があり、不快な感覚に悩まされる。

西洋医学の検査や治療とは?
・アレルギー性鼻炎
・副鼻腔炎
・上咽頭炎
こういった症状があれば症状に対して下記の治療をする。
・抗アレルギー薬の使用
・点鼻薬
・抗菌薬の使用
・ネブライザー治療
・Bスポット療法
・手術療法
検査で何もわからないと原因不明となり、対処的な投薬治療をおこなう。
心療内科などの受診も勧められることもある。
東洋医学の後鼻漏の治療
肺の機能

肺の機能が失調すると「鼻炎」「喘息」などが東洋医学の気という物質の巡りが悪くなることで発症します。
中医学では「肺は貯痰の器」という言葉があり、肺が痰を貯留する場所であることを意味しています。

この表を見ると「肺」には鼻炎・痰などが含まれております。
東洋医学の肺は鼻に関わりがあり鼻は喉を通じて肺に繋がります。
肺の臓器の機能が失調すると鼻水や痰などが、喉に悪さを起こす後鼻漏の症状が発症すると考えます。
脾の機能

脾の機能が低下すると飲食物が十分に処理しきれず「湿が鬱滞」して痰に変化します。
中医学には「脾は生痰の器」という言葉があり、脾の痰が肺に停滞し肺の機能に悪い影響をおよぼします。
東洋医学では「肺」と「脾」の臓器のバランスが乱れると鼻水・痰などが喉に詰まり後鼻漏の症状を引き起こすと考えます。
その他の五臓六腑の機能が失調していれば、その臓器を調整して経絡の巡りをよくして一つ一つお悩みの症状を改善させます。
そうすることにより後鼻漏の症状が治ります。
東洋医学の治療とは

東洋医学では五臓六腑のバランスを調整する治療をおこないます。
上記で解説した通り、「肺」「脾」のバランスを整えて後鼻漏の原因を取り除き病の元から症状を改善させます。

東洋医学では身体全身にあるツボの中から症状に効果のあるツボを刺激して五臓六腑の機能を調整して経絡と呼ばれる道にエネルギーを流します。経絡の道には「脾」「腎」の経絡の道があり、この二つの臓器を調整して脾と腎にエネルギーを巡らせて唾液過多症を改善させます。
身体には「気」「血」「水」という東洋医学の生命活動に必要なエネルギーが経絡を巡り流れています。
ツボを刺激することで五臓六腑を調節してエネルギーの巡りを良くすることで症状を治します。
鍼灸治療では物理的に身体自体が壊れていなければ(怪我や骨折その他の症状)臓器のバランスを整えることで症状が治っていきます。
病院にいっても治らない「後鼻漏」といえども改善させることが可能です。
後鼻漏に効果のあるツボ

孔最は肘の関節に手を4本置いた位置にあります。
親指の付け根と肘の腱の線上になります。
少し押すと圧痛を感じる人が多いです。
後鼻漏が治った患者さんのコメント

喉・鼻症状が治った方のコメント。
当院の治療

当院では伝統的な鍼灸治療である「経絡治療」で五臓六腑の機能を調整して自然治癒力を高めることで、病(やまい)を治療します。
後鼻漏は1〜2回の治療で症状が10→0になる方もおられます。
時間や治療の回数が必要なケースもあります。
東洋医学では後鼻漏は改善できる疾患の一つです。
北千住にて皆様の健康の架け橋になれるよう全力で治療させていただきます。
後鼻漏にお悩みの方は足立区北千住にある千住鍼灸院にご来院くださいませ。