

症状とお悩み


呑気症(空気嚥下症)

このようなお悩みはありませんか?
・おならやゲップが多い
・お腹の張りがある
・喉の閉塞感がある
・情緒が安定しない
・睡眠の質が悪い
西洋医学での呑気症(空気嚥下症)とは?
飲んだり食べる時に空気を一緒に飲んでいる。
飲食後にゲップやおならが多くなり体外へ排出している。
何らかの理由でそのバランスが崩れて、空気がお腹に多く溜まってしまった状態を呑気症と考える。

診察や治療について
・腸閉塞や腸を疑い内視鏡などの検査
・CT検査
・レントゲン
検査で原因が見つからなければ対処療法や生活習慣の見直しを指導。
・ストレス緩和
・早食いなど食事の注意
・噛み締めや、歯の噛み合わせなどの改善
検査で何もわからないと原因不明となり、対処的な投薬治療をおこなう。
心療内科などの受診も勧められることもある。
東洋医学で呑気症が治る理由
皆さんにお聞きしたいです。
ある日を境に突然食事の時に空気を飲み出すことがあると思いますか?
急にお腹に空気が溜まってしまい呑気症の症状が発症するなんて考えられないと思います。
西洋医学では物理的に症状がないと別の問題と結びつけて症状が起きていると解釈します。
東洋医学も五臓六腑に症状を割り当てて考えますが、西洋医学とは違い東洋医学では原因不明の症状に対してアプローチすることが可能です。
西洋医学では呑気症の治療方法は確立されていません。
東洋医学ではかなり高い確率で呑気症を改善させることが可能です。
東洋医学で呑気症を説明
肺の機能

東洋医学では皮膚は空気があたる場所と考えます。
その為、鼻と口から体内に空気が入って気管、食道、肺へと繋がります。
「肺」の臓器に問題が起きると体内の道に不調が生じます。
鼻水や痰が喉に溜まり、喉の閉塞感があらわれ、肺から下の小腸そして大腸から肛門に何かしらの症状が発生する可能性が高くなります。
東洋医学の臓器の肺は「気」という物質と関わりがあるので、
「気」が滞る「気滞」という状態から呑気症が発症します。
肺の臓器を調整することで気滞がなくなると、呑気症の症状が改善します。
気滞の補足
・イライラしやすいなど精神が不安定
・のどに何か詰まっているような違和感がある
・胃やお腹が張る、げっぷやおならが多い
・生理周期がバラバラ、生理前に胸が張る
上記を見て「はっ」としませんか?
西洋医学では原因不明な症状が東洋医学では気滞で説明ができます。
脾の機能

脾の機能が低下すると飲食物が十分に処理しきれず「湿」が溜まってしまい痰に変化します。
中医学には「脾は生痰の器」という言葉があり、脾で生まれた痰が肺に溜まることで、肺の機能が低下します。
東洋医学では「肺」と「脾」の臓器のバランスが乱れると鼻水・痰によって喉や胸などに症状を引き起こすと考えます。
呑気症の症状にはお腹の張りがありますが、「脾」の臓器を調整することでお腹の状態がよくなり、お腹の張りが治っていきます。
東洋医学の治療とは

東洋医学では五臓六腑のバランスを調整することで症状が改善します。
「肺」「脾」のバランスを整えることで呑気症を改善させます。
その他の臓器にも異常がみられたらその臓器を調整をすることで呑気症が改善します。

東洋医学では身体全身にあるツボの中から症状に効果のあるツボを刺激して五臓六腑の機能を調整して経絡という道にエネルギーを流します。経絡の道には「肺」「脾」の経絡の道があり、この二つの臓器を調整して「肺」と「腎」にエネルギーを巡らせて呑気症を改善させます。
身体には「気」「血」「水」という東洋医学の生命活動に必要なエネルギーが経絡を巡り流れています。
ツボを刺激することで五臓六腑を調節してエネルギーの巡りを良くすることで症状を治します。
呑気症に効果のあるツボ

孔最は肘の関節に手を4本置いた位置にあります。
親指の付け根と肘の腱の線上になります。
少し押すと圧痛を感じる人が多いです。

おすすめはお灸です。
火傷に注意しておこなってみてください。
当院の治療
当院では伝統的な鍼灸治療である「経絡治療」で五臓六腑を調整し自然治癒力を高めることで、
病(やまい)を治療します。

呑気症は「肺」「脾」の調整がしやすい方だと1〜2回の治療で症状が10→0になることもあります。
慢性的な症状の場合は時間や治療が回数が必要なケースもあります。
東洋医学では呑気症は改善できる疾患の一つです。
北千住にて皆様の健康の架け橋になれるよう全力で治療させていただきます。
呑気症にお悩みの方は足立区北千住にある千住鍼灸院にご来院くださいませ。