

症状とお悩み


起立性調節障害

このようなお悩みはありませんか?
・朝起きられない
・昼から夕方になると行動できる
・立ちくらみ
・めまい
・ふらつき
・頭痛
・倦怠感
・動悸
・腹痛
・食欲不振
起立性調節障害とは?
小学生〜中学生に多く発症する症状で朝の全校集会などで気分が悪くなり倒れてしまったり、頭が痛かったり、お腹の調子が悪かったりして気分がすぐれない日がある。
また朝起きることが難しくなかなか活動できないことも起立性調節障害の特徴のひとつ。

午前中は調子が悪く昼から夕方には体調が良くなるので、
部活動などには参加したり、外出したり、遊びに行くことができる。
それゆえに仮病を使っているのではと、誤解されてしまうのも起立性調節障害の特徴になる。
また大人の起立性調節障害も存在していて症状は子供と同じ症状が発症することが多い。
西洋医学の治療
・安定剤や眠剤などその他の投薬治療
・生理食塩水の点滴入院
治療方法は確立されていないので対処的な療法となる。
東洋医学の起立性調節障害の治療
「火のないところに煙は立たぬ」という言葉が存在します。

東洋医学では局所的に診察することはしません。
身体全体を診察して火の元=起立性調節障害が起きている原因を見つけ症状に対して治療をおこなうことで起立性調節障害の原因を根本治療することが可能です。
東洋医学は2500年前もの歴史がある伝統医学です。
現代のように医療機器が発展していなかった時代は医師は下記の方法で患者さんの診察をしていました。
・脈拍
・お腹の状態
・体の冷えや熱
・舌の状態
・季節の変化
・気候の変動
五感を使い季節の変化をみて患者さんの状態を把握していました。

東洋医学では「四診」という診察方法を用いて患者さんを診察します。
現代医学のような数値などは用いないので表面上で把握出来ない部分を診察することができるため一人一人に適した治療が可能になるため根本的な病の原因を治すことができます。

東洋医学では頭痛があるから頭部のみの診察ではなく身体全体の状態を診察し頭部以外の不調が起こっていれば不調部位を治していきます。

西洋医学では局所的に診察診断をするため頭痛が起こっていれば頭部のみを診察して、頭部に異常がなければ、その他の原因を判断することができないので、原因不明と診断されます。
西洋医学では外科・救命救急・ウィルス感染症など命に関わる状態で力を発揮します。
外科や救急の状態などは東洋医学では太刀打ちできません。
東洋医学の頭痛の治療
東洋医学では五臓六腑という東洋医学の臓器が存在します。
五臓六腑の機能が失調すると起立性調節障害の原因となります。
五臓六腑とは何かは下記の画像をご覧ください。

起立性調節障害でお悩みの方は「肝」の機能失調をおこしている方が多いです。

肝には疏泄(そせつ)作用と呼ばれる東洋医学のエネルギーの「血」を巡らせる作用と「条達作用」「昇発作用」と呼ばれる上へ上へと「血」引き上げる作用があります。肝の機能が失調すると「血」が身体を巡らず機能性調節障害に繋がります。
もう少し詳しく説明します
肝のバランスの乱れには二つのタイプがあります。
肝機能亢進タイプ
・情緒不安定
・イライラしたり怒りやすい
・顔の火照りやのぼせ
・ニキビや吹き出物ができやすい
・筋肉や腱を痛めやすく肩や腰の膝痛が出やすい
・酸味を好む(お酢など)
肝の働きを正常に戻そうと酸っぱいのを好むようになったりします。
上記のような症状がある方は、肝の熱を降ろす治療をすることが重要です。
肝臓機能低下タイプ
・めまい
・耳鳴り
・立ちくらみ
・爪が割れやすい
・筋や腱に痺れや痙攣が起きやすい
・便がゆるい
・鬱っぽい
このような症状がある場合は肝の機能を促進する治療をおこないます。
また五臓六腑の弱りは日常生活やストレスや外気温などさまざまな「邪」という物によりおこります。
鍼灸治療をおこなうことで「邪」に負けない身体になれば起立性調節障害が発症しないようになります。
もう一つの臓器が弱っても起立性調節障害の原因になります。
それが「肺」です。

肺の機能が失調すると「気」という物質の巡りを悪くします。
肺には宣発(せんぱつ)粛降(しゅくこう)作用と呼ばれる末端まで気を巡らせる作用がありますが、肺の機能が低下すると気の巡りが悪くなり身体の怠さなどを引き起こします。
身体を動かすためエネルギーが不足するので起立性調節障害の原因となります。
その他の心・脾・腎などの臓器の機能が失調していたら、その臓器を調整して起立性調節障害が発症しない身体作りをします。
鍼灸治療でどうして起立性調節障害が治るのか?
人体には全身に361穴のツボがあります。
手足の末端から頭頂部までツボとツボを繋いだ線(経絡)と呼ばれる道で繋がっています。
ツボを刺激し五臓六腑のバランスを整えることで経絡へエネルギーが巡ることで症状が改善します。

ツボと経絡の道

経絡には「肝の臓器の道」「肺の臓器の道」が存在しています。
この経絡の道の巡りをよくすることで、さまざまな症状が治ります。

「不通則痛」という言葉があります。
不通則痛とは通っていないと症状が起こり、通っていないと痛むという意味です。
不通則痛が解消されて経絡の巡りが良くなるとお悩みの症状がなくなります。
起立性調節障害の症状は不通則痛で起きている場合がほとんどなので、
西洋医学では原因不明でも東洋医学では治せる理論があります。
症状にお悩みの方は東洋医学専門の経絡治療をおこなう我々を頼っていただけたら幸いです。
起立性調節障害が改善した患者さんのコメント

当院の治療

当院では鍼灸治療の中でも日本の伝統医療の経絡治療をおこなっています。
起立性調節障害で当院に来院される方の改善率はとても高いです。
西洋医学では基本的に臭いものに蓋をする=投薬(対処療法)です。
起立性調節障害にお悩みの方は鍼灸治療で改善させましょう。
北千住にて皆様の健康の架け橋になれるよう全力で治療させていただきます。
起立性調節障害にお悩みの方は足立区北千住にある千住鍼灸院にご来院くださいませ。