

症状とお悩み


耳鳴り
このようなお悩みはありませんか?
・耳の中で「キーン」「ジー」「ザー」などの音が本人だけに聞こえる
・片方および両方の耳に聞こえる
・ストレスを感じると症状が悪化する
・病院で原因不明と言われた
耳鳴りの原因

耳鳴りの原因は病気によるもの、自律神経失調で起きるもの、代表的な病名は「メニエール病」「突発性難聴」「うつ病」などの様々な病名がつけられます。
病院では診断ができないものは自律神経失調や原因不明と言われ途方にくれる患者さんが多いです。
東洋医学の治療
耳鳴り、自律神経失調症、原因不明な耳鳴りであっても東洋医学では治療をおこなうことが可能です。
東洋医学では五臓六腑という東洋医学上の臓器を調節することによって症状を改善させます。
五臓六腑は下記の表をご覧ください。

東洋医学で耳鳴りを治すには
東洋医学では「肝」「肺」「腎」の臓器の失調することが耳鳴りの発生原因として多いです。
一つ一つ解説していきます。
「肝」の機能失調

肝には疏泄(そせつ)作用と呼ばれる「血」を巡らせる作用と「条達作用」「昇発作用」という上へ上へと「血」を引き上げる作用があります。
「血」が巡らなくなると耳鳴りとして身体へと症状が発症します。
「肺」の機能失調

「気」という物質の巡りを悪くするのは肺の臓器の機能失調です。
宣発(せんぱつ)粛降(しゅくこう)作用と呼ばれる作用が肺にはあり、身体の末端まで気を巡らせます。
気の巡りが悪くなると耳鳴りが発生するという訳です。
「腎」の機能失調

老化は腎の弱りからと言われます。
生物は老化していずれ身体の機能が停止します。
耳の聞こえが悪くなったり耳鳴りが発生するのは腎の機能の失調から発生します。
腎の機能調整ができると耳鳴りがよくなる方がおられます。
「肝」「肺」の機能失調に比べると「腎」の耳鳴りは改善するまで時間がかかることが多いです。
鍼灸治療とは?
人体には全身に361穴のツボがあります。
手足の末端から頭頂部までツボとツボを繋いだ線(経絡)と呼ばれる道で繋がっています。

全身を巡る経絡の道

経絡には「肝の臓器の道」「肺の臓器の道」「腎の臓器の道」が存在しています。
この経絡の道の巡りをよくすることで、さまざまな症状が治ります。

「不通則痛」という言葉があります。
不通則痛とは通っていないと症状が起こり、通っていないと痛むという意味です。
不通則痛が解消されて経絡の巡りが良くなるとお悩みの症状がなくなります。
上記の図のように電気を蛍光灯に流せるようになればさまざまな症状が改善します。
耳鳴りの症状は不通則痛で起きている場合がほとんどなので、
西洋医学では原因不明でも東洋医学では治せる理論があります。
症状にお悩みの方は東洋医学専門の経絡治療をおこなう我々を頼っていただけたら幸いです。
当院の治療

当院では鍼灸治療の中でも日本の伝統医療の経絡治療をおこなっています。
耳鳴りは西洋医学では基本的に臭いものに蓋をする=投薬(対処療法)です。
外科や命に関わる救急の状態でない慢性症状などは東洋医学の鍼灸治療が根治できる治療といって過言ではありません。
耳鳴りにお悩みの方は鍼灸治療で改善させましょう。